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霧の寝台

ガチ×ノンケ専門の官能小説 主なジャンル:GL BL NTR 催眠 調教 監禁 男の娘 女装

Part.59 【 真里のレズ妄想 】




誠の抱擁から解放され目を覚ました真里は、客室内の浴室へと向かった。

彼女は前の日の夜にオナニーをしていたので、
早く身体を洗いたいと考えていた。


「おはようございます……」

「おはよー真里ちゃん」


脱衣室前の広縁にて、椅子に座り湯呑(ゆのみ)をすする直美と恭子がいた。

既に二人は身体を洗い終えたようで、
昨日の淫行が嘘のように、落ち着いた様子で談笑をしていた。

直美は心なしか肌のツヤが良く、
対する恭子は、少し寝不足のようで疲れているように見えた。


「そういえば真里ちゃん、なんでマコちゃんと同じ布団で寝てたの?」

「それは、恭子さんの声が……」

「!!」


ハッと言いかけて、慌てて言い直す。


「いえ、ちょっと、その……私、寝つきが悪くて……
それで誠さんの布団に入っちゃってたみたいです!」

「あっ、そうなんだー」


ふーんといった様子で、特に気に止めない直美であったが、
恭子は何かを察した様子で、顔を真っ赤にしてうつむいてしまっていた。

先ほど真里が言いかけた言葉が恭子の耳に届いてしまったのだろう。

顔を真っ赤にして身体を小さくしている恭子。

恭子のそんな姿を見て、
真里は昨夜の恭子の痴態を思い出してしまった。

その瞬間、自らの股間にじわっとした感覚が走り、
慌てて真里は脱衣室へと逃げ込んだ。

そして振り向き……


「えとっ! 私、何も見てないです。
何も聞こえてないです! お風呂入ってきます!!」


そう言い脱衣室のドアを閉めた。

その様子を見て、直美は微笑みながら恭子に話しかけた。


「ほーら、あたしの言った通りでしょ!
真里ちゃん何も見てないし聞こえてないって! 良かったね、キョウちゃん❤」

「えぇ……本当にね……良かったわ………」


がっかりしたように顔を伏せて項垂れる恭子。
真里の態度と言動で、彼女は全てを理解したのであった。



※※※



(はぁ……はぁ……はぁ……)


服を脱ぎ、浴室の壁に背を付ける真里。


(あーやばいやばい……また恭子さんのこと、カワイイって思っちゃった……
あんな顔真っ赤にされちゃったら、ギャップ萌えするに決まってるよ!
あーまた私、濡れちゃってるし……変な性癖植え付けられちゃったな……)


シャワーの栓を捻り、お湯を出し始める。


(はぁ……仕方ないよね……)


真里は自らのクリトリスに指を這わせると、シャワーの音に隠れるように自慰行為を始めた。

火照ってしまった身体は発散させてしまうのが一番。

普段から、BL同人を読みふけっている真里は、そこら辺の考え方が男と似ていた。

お風呂場から出た時に、
恭子と冷静に接するためにも、一度発散してしまった方が良いと考えたのだ。

指の腹でクリトリスを優しく撫でる。


「はぁぁ❤」


つい淫らな声を上げてしまう。


(私、もしかして感度が上がってる? 昨日の夜から少し触っただけで、すごい感じちゃう……。さて……何をオカズにしよう……)


真里はここで朝のオカズを決めることにした。
パっと、真里のオカズ候補に挙げられたのは以下の通りだ。


①いつも通りBL(カル×テト)
②イケメンの誠くんに犯してもらう❤
③綺麗で愛らしいマコちゃんをふたなりチンコで犯す
④さっきの顔を真っ赤にしたカワイイ恭子さんを想像する


通常であれば、真里が選択するのは①か②だ。

しかし、①と②はイクまでに時間がかかる。

これら二つのタイプは、きちんとシナリオを形成して、順序立ててじっくりと絶頂の良いところまでつなげていく必要があるのだ。

あまりにも長いことシャワーを浴びていると、直美と恭子に怪しまれてしまう。

お風呂場で倒れていないだろうかと、
心配してドアを叩き始められてしまったら集中できなくなる。


そのため、ここは短期決戦ですぐにイケるオカズを用意する必要があった。

そこで残るのが③か④である。

誠が好きであれば、当然女のマコちゃんを想像してイクべきなのだろうが、
真里の頭には先ほどの恭子の姿がこびり付いてしまっていた。

今野状態のまま③で妄想を始めても、途中で恭子の姿がフラッシュバックしてしまい、オナニーに集中できない可能性があった。

そうであれば、初めから④を選択し、
さっさとイッてしまうのが、一番であるような気がする。


だが真里には未だに女同士への抵抗感がある。

このままレズオナニーが習慣化してしまったら、
自分はいよいよヤバイのではないか?

女のマコちゃんに欲情してしまうのも、ある意味ヤバイが、
それでも誠は生物学的には男に属する存在である。

要するに、ギリギリセーフなのだ。
限りなくグレーに近いながらも、③は男女のセックスであることに変わりはない。

しかし、④の恭子は完全に女性に属する存在だ。
女の心を持ち、女の身体を持つ、正真正銘の女なのである。

真里は真剣に悩んでいた。


(……どうしよう。私がお風呂に入って既に5分は経過しているような気がする。
あんまり長いこと考えている時間はなさそう……)


それからしばらく考え、真里は④をオカズにオナニーをすることを決めた。

今は緊急事態、たしかに今回は④をオカズにするが、それはあくまでも今回だけ、家に帰ったらゆっくりと③をエンジョイすれば良いのだ。



※※※



真里は急いで、恭子の痴態を想像する。

普段は頼りがいのある先輩
頭が良くてセンスが良くて、女性から見ても惚れ惚れする美貌の持ち主だ。

そんな人が幼い子供が使うような幼児言葉で甘え、
キスを迫ったり、おまんこ同士の接吻を迫ったりしている。

そしてそんな痴態がバレてしまい、顔を真っ赤にして縮こまる……。

真里にとって、そのギャップは強烈に萌えるものがあった。


(あー恭子さん、すっごいカワイイー❤
普段凛々しいのに、私にエッチな行為がバレて、顔真っ赤にしてどんな気持ちだったんだろう❤ 頭良いのに気持ちよくなると言葉足らずになって夢中で腰振っちゃって~ あぁん❤もう可愛すぎるよぉぉおおおおおお!!!!)

自らの割れ目を、愛液でぬるぬるになった指で擦る。

ピンと張ったクリトリスを指で触れると、
それだけで大きな快感が全身に伝わっていく。

真里はそのまま直美に責められる恭子を想像する。

(あぁ……私がこうしてお風呂に入っている間も、もしかして直美さんに責められちゃってたりして❤
私に恥ずかしい行為がバレて、顔真っ赤にしながら、またおまんこペロペロされて、恥ずかしすぎて、それが逆に快感になっちゃって潮吹いちゃってたりして~~あぁんっ❤あんっ!❤)


同じ女同士という背徳感も重なって、
真里は驚くほどの早さで絶頂への階段を駆け上っていった。

やってはいけないことほど、やった時の快感は大きいものだ。

初めてBL妄想をした時も、真里は今回と同じくらい興奮したものだった。
初めて誠をオカズにBL妄想した際は、今以上に興奮したのではないだろうか?

年を経るに連れて、
真里は一歩一歩変態への道を進んできたのであった。

今回の直美と恭子のGLを妄想してオナニーするのも、その新しい一歩なのだ。

真里は初めての時にしか味わえない禁忌の快感を味わっていた。


「んんっ! はぁ……恭子さぁん……んっああああっ!
……んっんっ!! はぁっ❤ あぁっ!! あああぁっ!!」


ここ真里のリミッターが外れる。
もしここで自慰を中断しても、止められずイッてしまうであろう。

真里は、布団に仰向けになり直美にクンニされている恭子を想像し、
彼女の顔に自らの股間を降ろし舐めさせる妄想を始めた。

恭子の舌が、クリトリスに触れる。


ちゅ……ペロ…ペロ……ちゅ❤


「ふっ……あぁっ❤いぃっ……気持ち…いぃ……❤」

あの気丈な恭子が自分のおまんこを舐めてくれている。
そう妄想すると倒錯的な快感が鋭く身体に突き抜けるような感じがした。

腰を上下に振り思う存分、恭子の舌から当たられる快感を受け取る。
そうしていくうちに、ついに真里は限界に達し……


「はぁっ!!! もぉっ!! ダメぇぇぇぇぇっ!!!!」


背中を弓のように反らせ、髪を大きく振り真里は絶頂してしまった。


「はぁ……❤ はぁ……❤ はぁ……❤ 気持ち……良かった……❤」


だが、絶頂の快感に浸っている余裕はない。

真里はすぐにシャワーを身体に当て、
大事な部分を洗うと浴室から上がり、身体を拭いて脱衣室を後にした。



※※※



朝食を済ませたLilyサークルメンバーは、昨日と同じくスキー場に来ていた。

この日は午前中にスキーを楽しみ、
午後から近場の観光名所巡りをしながら、徐々に都心へと帰る予定であった。


「マコトさん❤ また頂上で樹氷巡りをしませんか?」


一日目は、雪が降っていたこともあり、雪山の頂上付近は視界の悪い状態であった。

しかしこの日は朝から快晴。
頂上に登れば、立ち並ぶ樹氷をクリアーに眺められるチャンスだったのである。


「うん、今なら天気も良いし、景色も良さそうだよね」


滅多に見られない樹氷風景。
真里と誠はわくわくしながら、リフトに乗り込んだ。



※※※



相変わらず誠に身体を密着させる真里。

誠はもう慣れたもので、
真里がそのように接してきても全く気にする様子はなかった。

しかし今日の真里は少し違った。

昨夜のふたなり妄想と、直美と恭子のレズプレイ鑑賞、
それに加えて、今朝恭子をオカズにオナニーをしてきたこともあって、
少しだけ女同士への抵抗感が薄まり、女の誠を素直に魅力的と感じられるようになっていたのだ。

そのため、誠が男か女かなどという余計なことを考えないで、
以前自分で言っていた通り、誠という性別が好きなんだという心を実践できるようになってきていたのである。


(恭子さんをオカズにしちゃったのは少しヤバイと思ったけど、おかげで誠くんのことを余計好きになることができたみたい❤
昨日までと違ってすごい気持ちが楽になった感じだな~)


今では誠のマイクロペニスのこともあまり気にならない。
むしろあんなに小さくて可愛いチンチンなら、是非口に含んでみたいとさえ思うようになっていた。

そんな変態妄想を真里がしているなどとは露知らず、遠くに見える樹氷に無邪気に喜ぶ誠。


「見てみて、真里さん。樹氷すごいキレイだね!
昨日は雪で全然見えなかったけど、あんなものが自然に出来るなんて本当に不思議だよね」

「ホントですね! 色んな形の樹氷があって、まるで異世界って感じがします!
あれなんか恐竜みたいな形してますよ」

「うんうん、たしかに! その奥のはハニワみたいな形してるよ」

「うわー! ホントだ! おもしろーい♪」


リフトに乗りながら和気藹々と談笑する。
お互いに打ち解けあった仲、二人は楽しい時を過ごしたのだった。



※※※



それからしばらくしてリフトは頂上へと到着する。

乗った時は快晴だった天気も、少しだけ雲行きが悪くなってきていた。

だが、あくまで少しだけ、
この時、二人はまだそこまで天気の様子を心配などしていなかった


さっそく樹氷のところまで滑り降りる。


「なんだかザクザクした感触ですね」

「標高の高いところにあるからかな? 旅館付近の雪とは触り心地が全然違うね」


その後、二人は景色を眺めながらゆっくりと雪道を滑り落ちていった。

だが次第に天候が悪くなり、ついには雪が降り始めてしまった。


「ちょっとのんびりし過ぎちゃったかもしれないね」

「最初はあんなに晴れてたのに、今日は天気の移り変わりが激しいですね」

「そういう日もあるよ。仕方ない、そろそろ下に降りよ?」

「はい!」


二人が下山を決めた時には、既に前の日よりも雪が激しくなっていた。

視界の悪い中、順調に雪道を滑り降りる二人

しかし途中で真里が操作ミスを犯してしまう。

人の足が加えられていない柔らかい雪と、
硬い雪の境に入ってしまい、コースアウトしてしまったのだ。

視界が悪いことに加えて、
強風でコース用の網が吹き飛ばされて、境が分からなくなっていたのが原因だ。

頂上付近は上級者向けとあって、急な坂も少なくない。

真里は勢いよくコースアウトし10mほど先まで転げ落ちてしまった。